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工芸とは、「良き素材のもとで、作り手の豊かな感性と優れた技とを駆使して、私達の物質的欲求と精神的充足度の両面から、より豊かな生活をおくるために必要なものづくり」にほかなりません。精神性や、自己の個性的な表現を追求すれば、限りなく美術の世界に近づくでしょうし、機能性を追求していけば、デザインの世界に入っていくことも可能でしょう。
現代の工芸の領域は益々広がっています。このことに配慮して、大学4年間の初期を「基礎と体験」ととらえて、工芸に限らず過去の美術やデザインの歴史を探り、現代の工芸のあるべき姿を模索します。
造形の発想や基本的な表現方法を学び、更に各素材の特徴を知りそれに伴って道具の使い方を修得します。
次に中期を「素材と技術」の期間として陶芸、漆・木工、染色・織物、鋳金、彫・鍛金のそれぞれの専門に分れて、素材と技術をより深めて自分の個性的な持ち味を実践します。
後期には、「創造性」をキーワードとして、時代性をとらえ、各自の設定したテーマに従い独自の作品を制作します。伝統に学び、新しい世界を開く人材の育成を目指します。 |